上海=宮嶋加菜子
拡大する
閉店を翌日に控えた1月30日、突然の停電が起き、暗闇の中、ろうそくに火をともして語り合う客たち(上海市、季風書園提供)
季風書園(チーフォンシューユワン)がその歴史を閉じた日、多くの客たちが最後を見届けようと店にやって来た。
上海市の会社員女性(26)は「別れを惜しむ人たちが次々とやって来て、ギターを弾いて歌ったり、踊ったり。まさに送別会だった」と話す。
女性は前日の30日夜も店を訪れた。人が集まり始めたころ、突然原因不明の停電が発生。客たちはスマートフォンのライトや、ろうそくの火で本を読み、語り合ったと言い、「暗闇に星々が光っているようだった」という。
店が週末ごとに開いた「サロン…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:1648文字/全文:1871文字
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部