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 ドイツ・ミュンヘンを訪問中の河野太郎外相は16日夜(日本時間17日朝)、同地で開催中のミュンヘン安全保障会議で演説した。河野氏は北朝鮮の核・弾道ミサイル開発を取り上げ、「圧力をかけ続けなければならない」と強調。国連安全保障理事会の制裁決議に同調するよう呼びかけた。

 ミュンヘン安保会議は50年以上の歴史があり、世界各国の首脳や閣僚らが集まる。日本の外相が出席するのは2014年の岸田文雄前外相以来、4年ぶり。

 河野氏は「脅威にさらされるリベラルな国際秩序」をテーマにしたセッションに参加。国連安保理制裁を逃れるため、北朝鮮のタンカーが海上で別の船から積み荷を移す「瀬取り」が疑われる写真を自ら示しながら、「核兵器を持つ北朝鮮は決して受け入れられない。『ほほ笑み外交』に目を奪われてはいけない」と訴えた。

 また、中国による海洋進出を念頭に「南シナ海や東シナ海では現状変更の試みがある」と指摘。リベラリズムと法の支配に基づく国際秩序の維持を唱えた。(ミュンヘン=田嶋慶彦)

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