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 東京都の小池百合子知事は17日午前、豊洲市場への移転(江東区)が決まっている築地市場(中央区)を視察した。築地市場跡地を通る都道・環状2号線(環2)の建設現場を見た後、市場業者と意見交換した。小池知事は視察後、豊洲市場の安全性について、追加の土壌汚染対策工事の終了後の検証を踏まえ、「表現は別にしても、安全・安心について宣言をする」と報道陣に語った。

 小池知事にとっては、昨年6月に豊洲移転の方針を市場業者に説明するために訪れて以来の築地市場訪問。小池知事や市場の業界団体幹部らによると、業者側は、円滑な移転と豊洲市場のPRを求めたほか、築地市場跡地の活用策について質問。小池知事は跡地の活用策について、伝統を生かした形で再開発をしていくと説明し、都として築地に市場をつくる考えはないと語ったという。

 環2は、2020年東京五輪・パラリンピックで都心と選手村などを結ぶ道路で、市場の流通にも重要な役割を果たす。移転延期により、築地市場跡地を通る区間の開通が遅れてきた。小池知事は隅田川にかかる築地大橋の現場を視察し、工事の担当者から進捗(しんちょく)状況を聞き取った。業者側は小池知事に道路の早期完成を求め、小池知事は市場跡地内の道路の早期建設のため、建物を所有する市場業者に協力を呼びかけたという。

 業者との意見交換は非公開で行われた。

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