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(17日、平昌五輪カーリング男子1次リーグ 日本6―5イタリア)

 2点を奪われ、3―3に追いつかれた直後の第5エンド(E)。イタリアと日本のSC軽井沢ク、四つずつの石が集まったハウス内中央に、スキップ両角友のラストストーンが吸い込まれていく。相手の石をはじいて、2得点。傾きかけた流れを戻した。

 序盤。後攻の第1Eで2点を先行したが、回転、曲がり具合といった「氷の癖」を把握できなかった。だが全員が、スイスに敗れた前日よりも石が滑っている感触があったという。第2Eが終わり、チームで決めた。「弱めに投げて、あとはスイープを使おう」

 第5Eは両角公、山口、清水が投げて、スイープもし、ハウス内に石を集めた。そして、最後を託された両角友が決めた。描いた作戦を遂行できたからこそ、同点で迎えた第10Eも焦りはなく、安定したショットで勝負をものにした。

 連敗を止め、2勝2敗の五分に戻した。上位4チームの準決勝進出には5勝はしたいところだ。両角友は「次の米国戦も大事。自分たちのカーリングをすることに尽きる」。(榊原一生)