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 負けられない試合を絶対にものにする勝負強さ。これぞ、フィギュアスケート男子で66年ぶりとなる五輪連覇の扉を開いた羽生結弦(ANA)の力の根源だ。

 フリー冒頭の2本の4回転は、細く美しい回転軸が持ち味の羽生の特徴がつまった完璧なジャンプだった。サルコー、トーループともに、出来栄え点(GOE)は満点の3・00点。ジャンプの美しさを支える着氷の柔らかさも戻り、右足首の捻挫で長期離脱した影響を感じさせなかった。

 スタミナが持つか心配だった演技後半も、うまくまとめた。4回転トーループからの3連続ジャンプでミスしたが、続く得意のトリプルアクセル(3回転半)を2連続から3連続ジャンプに変え、16・88点を稼いだ。展開によって臨機応変に構成を変える冷静さも、勝負勘の高さを支えている。最後の3回転ルッツも着氷でこらえ「右足に感謝したい」と笑った。

 技術点(109・55点)のうち16・99点は、GOEで稼いだものだ。この数字は、4回転ルッツの基礎点(13・60点)をしのぐ。けがで4回転のルッツやループといった高難度のジャンプは回避したが「クリーンに演技をやれば勝てる」と試合前に語っていた通り、質の高さで勝ちきった。映画「陰陽師」を使ったフリーも2季目で、今まで滑り込んできた経験も生きた。

■上位選手、ハイレベル…

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