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藤井新六段の師匠、杉本昌隆七段の話

 序盤で桂馬を得する成果をあげ、微差でそのリードを守り、そのまま押し切った。非常に安定していた。練習将棋や修業時代に今までさんざん見ていた勝ちパターンで、間違えそうな気配がなく、安心して見ていられた。

 1年前より明らかに成長している。将棋も、体つきも、顔つきも、全ての面において一回りも二回りも大きくなったと思う。

 棋士人生はまだ半世紀以上あるが、(最年少での棋戦優勝は)記念すべき1ページになった。15歳は成長期、学ばなければいけない年齢。この優勝に満足することなく、今後も精進してさらなる上を目指してもらいたい。