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 東日本大震災の被災地・旭市飯岡地区を一望する刑部岬に、「希望の鐘」と名付けられたモニュメントができた。地元の飯岡ライオンズクラブが結成50周年を記念し、新たな観光名所として、震災からの復興の象徴になるようにと建てた。

 高さ約3メートルのステンレスの柱に、黄金色の鐘が下がる。九十九里浜を見渡し、「日本の夕陽百選」や「関東の富士見百景」に選ばれる景勝地。だがあの日は、ここに避難した多くの人たちの目の前で大津波がまちをのみ込んだ。

 震災からまもなく7年。嶋田一豊会長(64)は「大きな爪痕はたくさん残っているが、この鐘が希望の光となって輝いていってくれれば」。鐘の音は、多数の漁船が被災した眼下の飯岡漁港にも届くという。(福田祥史)