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 長浜市長選は18日、告示され、3選を目指す現職の藤井勇治氏(67)=自民、公明、民進推薦=と新顔で元市議の中川勇氏(66)の2人が、いずれも無所属で立候補を届け出た。合併から8年の成果や北部の活性化、医療の充実、子育て政策などをめぐって争われる。投票は25日で、即日開票される。17日現在の選挙人名簿登録者数は9万6781人。

 藤井氏は同市勝町の事務所駐車場で、約500人が集まり出陣式。自民党国会議員や公明党、民進党の幹部、周辺の首長らが壇上で激励した。藤井氏は「子育て支援を充実させて長浜に住みたいと言われるまちにしていく」と訴えた。

 中川氏は同市八幡東町の事務所駐車場で、元県議や市議ら約200人が集まって出陣式。中川氏は「市政の軸足が市民の側に立つか、一部業界の側に立つか。税金が市民のために使われているかが争点になる」と訴えた。

 期日前投票は市役所本庁舎、北部振興局、各支所が19~24日の午前8時半~午後8時、イオン長浜店が19~24日の午前10時~午後8時、湖北病院が22~23日の午前9時半~午後3時。

藤井勇治氏(67)

 2期8年、一体感のあるまちづくりをしようと市政を担ってきた。安く市役所の新庁舎を建設し、市民プールや国体に向けてのテニス場なども作り市民に利用していただいている。長浜の顔である駅前の再開発にも取り組んでいる。これらの事業をこなしながらも、就任した際、1300億円あった市の借金を300億円減らすことができた。

 人口減少、少子高齢化の問題にひるむことなく取り組んでいく。小学校の給食費無料化や保育園料の半額化、無料化など子育て支援をしてきたが、今後はこれらをもっと充実させて、子育て世代から、長浜に住みたいと言われる街にしたい。そのためにほかの自治体でやらないことを積極的にやっていきたい。(田中昭宏)

中川勇氏(66)

 市政の課題は、えきまちテラスや箱もの整備の不手際など数々あるが、まずは市立病院の問題。大きな負債を抱えて、医師も確保できておらず、このままでは公的医療機関としての役割を果たせない。先頭に立って医師の確保に努め、経営のプロを起用することも考えて立て直したい。教育面では、学力が低下している。市と市教育委員会が一緒になって取り組んでいきたい。

 長浜の再生に北部の活性化は欠かせない。しかし、合併して8年が経過したが、過疎化は続く一方で、スケールメリットが発揮されていない。菅浦や余呉湖など、観光などに活用できる素晴らしい地域資源がある。全国から観光客をお迎えし、振興に努力したい。(大野宏)