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 スピードスケート女子500メートルで金メダルに輝いた小平奈緒(31)=相沢病院=が一夜明けた19日、平昌で記者会見し、「夢に描いていたものを成し遂げられた」と喜びを語った。一方で、「500メートルの世界記録を塗り替えたい。私としてはもう少し滑りたい」と現役続行の意向を表明した。

 今大会の感想については、過去2大会と比較して「(2010年)バンクーバーは成長。(14年)ソチは屈辱。今回はスケートの楽しさを思い出させてもらった」と振り返った。

 支えてくれた人たちへの思いを問われると、両親には「良いときも悪いときも私がやることを認めてくれていた。感謝を伝えられたら」。資金面で援助を受けてきた相沢病院には、「成績よりも私の夢を応援してくれた」と話した。

 また、信州大時代の同級生で1月に急逝したソチ五輪代表の住吉都さん(享年30)については、涙ぐんで言葉に詰まり「考えないようにしていても常に頭に浮かんだ」。住吉さんが生前、「奈緒が金メダルをとったら私がとったのと同じ」と話したのを人づてに聞いたと明かし、「救われたような気持ちだったが、本人の目の前で報告できないのが残念」と話した。(高浜行人)