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 移転先の選定をやり直している愛知県の半田市立半田病院の「新病院建設候補地検討委員会」(会長=瀬口哲夫・名古屋市立大名誉教授)は18日、第3回会合を開き、半田運動公園(同市池田町)が有力になった。来月の最終会合で候補地を1カ所に絞り、報告書をまとめる。

 半田病院は知多半島で唯一、救命救急センターがある第3次救急医療施設。検討委には、候補地として高台の半田運動公園と半田北部グラウンド(同市石塚町)を市側が示している。この日の会合で市側は、これまでの議論や患者や病院職員へのアンケート結果などを踏まえた「内容整理」を提示。①外来患者や職員は半田運動公園への希望が多い②どちらに移転しても「通院しない」との回答割合に大差がない③他病院への患者の流入流出はそれほど影響はない④交通アクセスはコミュニティーバスなどの検討が必要――などとし、委員らはおおむね了承。半田北部グラウンドを推す意見は出ず、瀬口会長は「半田運動公園の方に、みなさんがほぼ同じ方向を向いているかなと思う」との認識を示した。

 ただ、半田運動公園は常滑市民病院まで約3キロと近く、両病院の機能分担や経営形態の調整が必要になる。委員でもある堀崎敬雄副市長は「もし、半田運動公園に決まれば、すぐに半田市長が常滑市長に出向いて協議したい」と述べた。

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