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 旧優生保護法のもと、知的障害などを理由に強制的に不妊手術が行われていた問題で、全国最多の手術が実施された北海道が19日、現存していた当時の審査状況の資料などを公表した。

 この問題をめぐっては、今年1月に宮城県の女性が「幸福追求権を奪われた」として初めて国を相手取り損害賠償を求めて提訴。自民党を含む超党派の国会議員連盟が来月発足し、政府に実態調査を求めるなどの動きが起きている。

 道によると、1949年~96年(52~53年を除く)に道内で強制不妊手術を受けさせられた人は少なくとも2593人。このうち、資料が残る1170人を調べたところ、男性331人、女性839人で、未成年者は116人だった。

 道は資料が残っていた1962~73年度の詳細な審査状況についても公表。不妊手術が適当な「適」とされたのは1129人で、内訳は、男性233人、女性896人。未成年者は男性が28人、女性が144人で、最年少は男性が14歳、女性は11歳だった。

 北海道は問題の重大性と被害者対応の必要性から公表を決めたという。