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 ロイヤルホールディングス(福岡市)は、傘下の天丼チェーン「てんや」の海外展開を加速させる。2017年末時点の18店から、20年末には50店超をめざす。黒須康宏社長は19日の決算説明会で、「世界的に天ぷらの文化は広がっているが、天丼チェーンはなかなかない」と話し、海外でまだまだ伸びるとの期待を示した。

 18~20年の新しい中期経営計画に盛り込んだ。てんやは13年から海外へ進出し、タイ、インドネシア、フィリピンの3カ国にフランチャイズ(FC)で計18店(昨年末時点)がある。20年までに、アジアや米国などへ直営とFCで37店を出店する構想だ。

 現地の食文化に合わせ、タイには「なまず天丼」や「天ぷらトムヤムうどん」、インドネシアには「海老天(えびてん)牛丼」など、独自のメニューがある。フィリピンは複数の人で外食する機会が多く、3、4人向けのメニューを用意している。黒須社長は「国別のローカライズ(現地化)は必要だが、基本となる天丼を大きく変えるつもりはない」と語った。(山下裕志)