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 教師の指導による子どもの自殺について考えるシンポジウム「『指導死』はなぜ起こるのか」が25日午後1時から、名古屋市中村区のウインクあいちである。遺族らが不適切な指導について警鐘を鳴らす。

 「指導死」親の会が主催。学校でお菓子を食べ、教師の指導を受けた翌日に中学2年の次男(当時13)を自殺で亡くした大貫隆志さん(61)=同会代表世話人=や、野球部内で体罰を見聞きしたことが一因で高校2年の次男(当時16)が自殺した山田優美子さん(48)らがパネルディスカッションで体験を話す。

 昨年3月、教師による厳しい叱責(しっせき)が原因で中学生が自殺した福井県池田町の事例も踏まえ、子どもを死に追いつめる指導の問題点を検証する。スクールソーシャルワーカーを養成する日本福祉大の野尻紀恵准教授(教育福祉学)の講演もある。

 山田さんは「学校現場を敵視するのではなく、子どもの命を守る指導のあり方を先生も一緒に考えてほしい」と呼びかける。資料代1千円(学生500円)、定員60人。問い合わせは「指導死」親の会(4104@2nd-gate.com)。(小若理恵)