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 奄美大島の希少動物を襲う野生化した猫(ノネコ)の管理計画案を環境省と鹿児島県、島内5市町村が策定した。山中の猫を捕獲し、1週間ほど譲渡先を探しながら一時飼育。引き受け手がなければ安楽死させる内容。20日から各役場の窓口やウェブサイトで公開し、地元住民の意見を2週間募った上で計画を決定、新年度から捕獲を始める。

 計画期間は今年4月から10年間。環境省が年間300~360匹を目標に捕獲して効果も調べ、5市町村で作る「奄美大島ねこ対策協議会」が一時収容施設での飼育や譲渡、安楽死などの運営を担う。施設は奄美市の旧大島工業高の建物(鉄筋2階建て)を改修する予定で、一度に収容できるのは最大50匹。捕獲した猫は健康状態を検査するなどした後、希望者への譲渡に努め、引き受け手がいない場合は薬剤注射で安楽死させる。首輪など飼い猫の可能性がある場合は、5市町村の役場の掲示板に写真や特徴などを公示する。島内では飼い猫の登録や所有者を判別させるマイクロチップの埋め込みが義務化されている。捕獲と同時にノネコのもとになる野良猫を減らす取り組みも引き続き進める。

 奄美大島では、猫のかみ跡がある死骸や猫のふんの分析、自動撮影カメラによる映像などから、国の特別天然記念物アマミノクロウサギやケナガネズミなどが襲われる被害が判明。希少動物の生息域にいるノネコを捕獲する必要性が指摘され、同省などは自然保護関係者や猫の愛護団体などの意見を聴きながら、計画策定の準備を進めてきた。徳之島では2014年12月から、同省がノネコの捕獲を進めている。

 東京・小笠原諸島では希少鳥を…

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