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 飼い犬に狂犬病の予防注射を受けさせていなかったとして、宮崎県警は19日、同県都城市高崎町大牟田、無職戸越英美容疑者(73)を狂犬病予防法違反(予防注射義務違反など)の疑いで逮捕し、発表した。家宅捜索で数十匹の犬が確認され、うち60匹を保健所が保護した。

 都城署によると、戸越容疑者は自宅で飼っていた雑種犬約30匹について、市に登録申請をせず、年1回の狂犬病予防注射も受けさせていなかった疑いがある。自宅敷地は約1650平方メートルと広く、犬が逃げないように周囲を板などで囲って飼っていた。かまれた人はいないという。

 狂犬病予防法では、飼い主は犬を取得した日から30日以内か、生後90日を経過した日から30日以内に、市町村に犬を登録することが義務づけられている。年に1度は狂犬病の予防注射を受けさせなければならない。

 戸越容疑者宅は農村地帯にある。昨年7月ごろ、保健所に「犬をたくさん飼っている家がある」と通報があり、調べたところ、ほとんどが登録されていないことが判明。何度か登録を促したが従わないため、保健所が警察に告発していた。(寺師祥一)