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 兵庫県西宮市議会は20日、定例会本会議を開き、読売新聞の記者に「殺すぞ」と暴言を吐いた今村岳司市長(45)の辞職に全会一致で同意した。採決前に市議1人が退席した。今村市長は体調不良を理由に議場に姿を見せなかった。

 暴言問題を受け、市議会はこの定例会で市長の退職金を3割減額する条例案を議員提案することで調整していた。ところが、今村市長が19日に議長に退任願を提出したため、提案は見送るという。

 市によると、条例案が成立し、市長が5月まで働いた場合の退職金は約1980万円だったが、20日付で辞職すると約2710万円が支払われるという。

 辞職に伴う市長選は、議長が市選挙管理委員会に辞職の申し出を通知した翌日から50日以内に行われる。(吉沢英将、宮武努)