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 100分の1秒の速さを競うボブスレーで、2組の王者が誕生した。男子2人乗りで、カナダとドイツが全4レースの合計タイムで並び、優勝を分け合った。

 19日の最終4回戦。0秒06差の2位につけるドイツが巧みなコースどりで、中盤から細かく蛇行する難所をうまく切り抜けた。最終滑走のカナダも大きなロスはなかったが、わずかに遅れた。合計タイム3分16秒86はともに同じ。4人は抱き合い、喜びも分かち合った。

 土壇場で底力を発揮したドイツのフランチェスコ・フリードリヒは「カナダが100分の3秒速いと見たが同着だった。クレージーだよ」。追いつかれたカナダのジャスティン・クリップスは「我々と同じ幸せな人がさらに2人もいる。お互い長年の友人であり、ライバル。素晴らしい」と語った。

 五輪のボブスレーで同タイム優勝は1998年長野五輪のこの種目以来、2例目。そのときはカナダとイタリアが金メダルを分け合った。