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 西海国立公園の景勝地、九十九島を巡る大型遊覧船の乗客が20日、500万人を突破した。500万人目は埼玉県の関口和雄さん(63)と花絵さん(26)親子で、特産の真珠のネックレスなど記念品が贈られた。2人は「九十九島をぜひ見たかった」と節目の搭乗を喜んだ。

 乗客は、させぼパール・シー(佐世保市)が市交通局から2002年度に事業を引き継いで以降の人数。同社は遊覧船「海王」1隻で運航を始め、その後「パールクィーン」が加わり、海王の後継船「みらい」も就航した。最近は台湾や香港からの観光客も増えているという。

 市によると、個人旅行に関するインターネットリサーチで、九十九島の認知度は上向いているといい、市は、ハウステンボスと連携してさらに九十九島を知ってもらおうと、大型広告などの費用を新年度予算案に盛り込んだ。

 湾を活用した観光振興や資源保護を図るNGO「世界で最も美しい湾クラブ」(本部・フランス)への加盟も市はめざしている。させぼパール・シーの中島正美社長は「加盟が実現すれば、世界へ向けてのプロモーションで九十九島の認知度が高まる。欧米からの客を増やしていきたい」と話した。(具志堅直)