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 福岡市西区の市立小学校で昨年12月、小学3年生の男児(9)が担任の男性教諭(38)から暴行を受けて鎖骨が折れる重傷を負った事件で、福岡県警は20日、教諭を傷害の疑いで書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者らによると、教諭は昨年12月19日、同小学校で男児が宿題をしていないことに立腹。男児の服をつかんで壁に押しつけるなどし、鎖骨が折れるけがを負わせた疑いがある。

 市教育委員会や関係者によると、男児は授業の合間に保健室で保冷剤で冷やす処置を受けたが、帰宅後に病院へ行き、骨折が判明。3カ月の重傷と診断された。

 市教委によると、校長や教頭、教諭が男児宅を訪れて謝罪。学校側は1月末の保護者説明会で「教諭が男児の服をつかんだ際、肩が拳と壁に挟まれて骨折した」と説明し、謝罪した。

 同市内では他にも2件の体罰があり、市教委は16日、臨時の校長園長会を開いて体罰根絶に向けた再発防止策を発表した。(窪小谷菜月)