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 国立国際医療研究センター病院(東京都新宿区)は、抗菌薬が効かなくなる「薬剤耐性」をテーマにした川柳を募集し、入選作15点を20日、発表した。

 薬剤耐性の正しい知識や薬の適切な使い方を広く知ってもらおうと、同病院AMR臨床リファレンスセンターが初めて企画した。昨年11~12月に募集すると、全国から3129句が寄せられた。

 金賞に選ばれたのは、「耐性菌 増やす一言 『念のため』」(富山県・30代男性)。抗菌薬の効果がないと思われる患者に、「念のため」と医師が抗菌薬を出したり、患者が要望したりして使うことで、耐性菌を増やすことにつながると注意を促す内容だ。

 銀賞には「その風邪に ほんとに必要? 抗菌薬」(愛知県・50代男性)、「良薬も 飲み方しだいで 悪役に」(神奈川県・60代女性)が選ばれた。

 同センターの大曲貴夫センター長は「薬剤耐性のことを多くの方々に知ってもらうため、この川柳を使っていきたい」としている。

 入選作品はセンターの情報サイト(http://amr.ncgm.go.jp/senryu/result.html別ウインドウで開きます)に掲載している。(土肥修一)