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 20日の平昌五輪ノルディックスキー複合の個人ラージヒルでドイツ勢が表彰台を独占した。複合の個人種目で一つの国が3位までを占めるのは、1936年ガルミッシュパルテンキルヘン五輪(ドイツ)のノルウェー以来、82年ぶりの快挙となった。

 優勝したヨハネス・ルゼックは2017年世界選手権で個人、団体の4冠を達成しているが、五輪での個人メダルは初めてだった。2位ファビアン・リースレは前回ソチ五輪3位。銅メダルのエリック・フレンツェルは、ノーマルヒルで2連覇を達成している。

 3人はこの日、後半距離(10キロ)で首位で出た渡部暁斗(北野建設)より24秒~34秒遅れてスタートした。すぐに3人で集団を作ると、互いに先頭に立つなど風の影響を分散させながら猛追。最後は3人によるスプリント勝負を演じた。

 昨季、ワールドカップの個人戦23戦のうち、20勝がこの3人の誰かだった。今季はそれぞれ1勝止まりと不調だったが、五輪の舞台にしっかり合わせてきた。

 金メダルのルゼックは「3人で協力しながら、力を抑えて首位を追うことができた」。22日の団体戦に向けて、フレンツェルは「我々はいい位置に立てると思っている」と語った。(勝見壮史)