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 平昌冬季五輪は21日、フィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)があり、1月の欧州選手権を制し、ロシアから個人資格で参加している15歳のアリーナ・ザギトワ(OAR)が世界最高を上回る82・92点をマークし首位発進した。世界選手権2連覇中のエフゲニア・メドベージェワ(OAR)も自己ベストの81・61点で2位。日本勢はエースの宮原知子(関大)が自己ベストの75・94点を出し、4位。17歳の坂本花織(シスメックス)が、ほぼ完璧な演技で自己ベストの73・18点で5位につける。3位はケイトリン・オズモンド(カナダ)。

 最終グループの4番目に登場したザギトワは、演技前半はステップ、スピンでつなぎ、ジャンプの点数が1・1倍になる演技後半に三つのジャンプ要素を固めた。女子で成功例が少ない3回転ルッツ―3回転ループで13・71点、3回転フリップで7・93点、ダブルアクセル(2回転半)で4・56点をマーク。ステップ、スピンも最高のレベル4を並べ、技術点は45・30点、演技構成点は5要素全て9点台で並べ、37・62点だった。

 メドベージェワは、最終第5グループの1番目で登場。演技前半はステップ、スピンでつなぎ、ジャンプの点数が1・1倍になる演技後半に三つのジャンプ要素を固めて成功させた。3回転フリップ―3回転トーループで11・96点、3回転ループで7・41点、ダブルアクセル(2回転半)で4・63点を稼いだ。技術点は43・19点、演技構成点は38・42点だった。

 宮原は団体で回転不足を取られた冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループを修正し、11・00点をマーク。残るジャンプも全て決め、スピン、ステップも全て最高レベル4を並べた。技術点は40・25点、演技構成点は2項目で9点台を出し、35・69点だった。

 第4グループの1番目に登場した坂本は、ベートーベンの「月光」の調べに乗せ、ジャンプの得点が1・1倍になる演技後半に三つのジャンプ要素を固めた。3回転フリップ―3回転トーループの2連続ジャンプで11・96点を稼ぎ、3回転ループ、ダブルアクセル(2回転半)も成功。技術点は40・36点、演技構成点は32・82点だった。演技後「最後まで集中できた。3回転ループはヒヤッとしたが、下りられてよかった。フリーもこのまま突っ走りたい」と笑顔で語った。