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 英国・ロンドンは、「認知症の人にやさしい首都」を目指し、さまざまな取り組みを始めている。行政、民間、支援団体が一体となった対策について、ロンドン市保健委員会事務局長のガス・ウィルソンさんと、英国アルツハイマー協会のファーン・ハワードさんに聞いた。

 ――なぜ、「認知症の人にやさしい首都」を目指すのですか?

 ファーン ロンドンには、認知症と診断された人が約7万2千人暮らしています。決して少なくありません。しかし、区によって受けられる支援の量に隔たりがあります。ロンドンの魅力は「多様性」。移民も多く、市内では約300の言語・方言が使われていると言われています。人種や出身国によってさまざまなコミュニティーがある。なので、支援を行き渡らせるのは容易ではありません。誰でも同じサポートが受けられるように仕組みを作りたい。

 ガス ロンドンのサディク・カーン市長は、初のイスラム教徒の市長で、人権派弁護士のキャリアがあります。マイノリティーや社会的に立場の弱い人たちへの関心が高い。認知症対策は、市長のリーダーシップで進んだ一面があります。

 多様な半面、雑多なロンドンが「認知症の人にやさしい首都」になったら、他の都市でも可能だというメッセージを届けられると考えています。

 ――取り組みの現状を教えてください

 ファーン 市内には33の区があります。3分の2の区が、認知症の人にやさしい何らかの取り組みをしています。認知症の人や家族を支える、日本の認知症サポーターにあたる「認知症フレンド」は11万6880人います。

 2022年までに、残りの3分の1の区も対策に乗り出し、どの区も「認知症の人にやさしいまち」を目指します。認知症フレンドも50万人にする目標です。

 ――どんな対策を進めているの…

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