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 ロイター通信は22日、ナイジェリア北東部ヨベ州で行方不明になっていた76人の女子生徒を軍が救出したと報じた。生徒2人は死亡したという。一時は全寮制の学校の100人以上の女子生徒の行方がわからず、イスラム過激派「ボコ・ハラム」に誘拐された可能性があるとみられていた。

 ボコ・ハラムは19日夜、トラックで学校に侵入。生徒を誘拐しようとしたとみられている。当初は全員が避難して無事だとされていたが、その後行方がわからない生徒が多数いることが判明した。

 地元警察は21日、「926人の全生徒のうち、111人の消息がわかっていない」とする一方、「誘拐されたとは確定できていない」と説明していた。一方、ロイター通信によると、生徒の救出後も少なくとも13人の生徒の行方がわからないという。

 ナイジェリア北東部では2014年4月にも、ヨベ州と隣接するボルノ州の学校をボコ・ハラムが襲い、276人の女子生徒を誘拐する事件が発生。国際社会から救出を求めるキャンペーンが起き、164人が解放されるなどしているが、112人はいまだ捕らわれたままだという。(ヨハネスブルク=石原孝

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