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 障害者の働く場が広まる。4月から、全従業員のうち一定の割合以上の障害者を雇用するよう義務付ける「法定雇用率」が2%から2・2%へと引き上げられる。様々な障害がある人たちが職場で活躍するには、何が必要なのか。現場を訪ねた。

 「当分、寝たきりでしょう。人の力を借りて車いすに乗れるようになれば、いい方ですね」

 10年前、神経の病気「ギラン・バレー症候群」を突然、発症した小川俊彦さん(55)=岡山県笠岡市=は、一度は医師からそう宣告された。

 全身の筋肉が動かなくなり、のどには人工呼吸器が、腹には胃に直接栄養分を注入する管が取りつけられた。「どう見ても死ぬ間際の重病人の姿だった」と振り返るが、頭は明敏だった。

 「自分の人生を、そんな風に他人に決められてたまるか。絶対に動けるようになってやる」。そう誓った小川さん。寝たきりの状態が2年間続いたが、治療とリハビリの末、自力で車いすに乗れるまでに回復。7年前から、自宅から約15キロ離れた広島県福山市にある建築会社「プランテック」で働き始めた。

 現在の肩書は営業部長。車いすで出入りできるようにスロープを設けたり、手すりをつけたりといった住宅の福祉改修工事の営業から、ウェブサイトの作成・管理、事務処理のためのプログラム作成まで、仕事の内容は多岐にわたる。

 福祉用具専門相談員や福祉住環…

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