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 大津市の養護教諭52人が15日、初めて「こころの先生」に認定された。学校内でいじめや虐待、LGBTなどといった様々な悩みにより的確に対応することが期待される。

 市教育委員会によると、養護教諭は保健室での子どもの健康管理や保健指導に加え、様々な悩みを聞く機会が多いという。市教委はそこに着目。児童・生徒の多様な悩みに応じられるよう、昨年7月に認定講座を開設。10回講座を受けた養護教諭を「こころの先生」に認定することにした。

 講座では、LGBTや特別支援教育などの専門家から説明を受けたり、子どもへの対応方法を学ぶロールプレーをしたりした。

 この日は、同市役所で認定NPO法人「おうみ犯罪被害者支援センター」支援局長の松村裕美さんの講義を受けた後、52人が「こころの先生認定証」を受け取った。

 認定を受けた養護教諭(50)は「ロールプレーで悩みを相談する子ども役を担当した時、子どもの『この人に相談しよう』と思う気持ちをいかに大事にしなければならないかと感じた。一人ひとりの子どもの気持ちと向き合いたい」と話した。

 現在約30人の養護教諭が受講している。一方で、市は今年度独自に、養護教諭の複数配置校を8校から18校に増やし、子どもが学校で相談しやすい環境を整えている。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(北川サイラ)