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 熊本県のキャラクター「くまモン」の活動中の飲食費に国費を使ったことが、会計検査院から「不当」と指摘されたことを受け、県は国費約36万3千円を全額返還する。2017年度の補正予算案に返還額を計上し、23日の県議会総務常任委員会で報告した。

 会計検査院は昨年11月、くまモンが13年度中に関西地方で活動した際のスポーツ飲料代や食事代に国の緊急雇用創出基金を使っていた点を「目的外に使用され不当と認められる」と指摘した。活動には県が委託するイベント会社のスタッフ6人が参加していた。

 同基金は、厚生労働省がリーマン・ショック後の雇用対策としてはじめたもので、飲食費への使用は認めていないという。

 県くまモングループの担当者は「基金の目的から外れた以上、速やかに返還したい」。ただ、「暑さの中(の活動は)、熱中症の心配もある」として、今後、県費で飲食費を出す分には問題ないとの見解を示した。(大畑滋生)