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 25日に開催された東京マラソンに、胃がんを克服したランナーが出場した。医療関連企業アボット社の日本法人に勤める土田貴彦さん(51)がその人。アボットは東京、ボストン、ロンドンマラソンなど世界6レースをシリーズ化した「ワールドマラソンメジャーズ(WMM)」の冠スポンサーでもあり、いっそう力の入ったレースとなった。

走り始めたのは病気の後

 土田さんは33歳の時に胃がんが見つかり、胃を4分の3切除する手術を受けた。術後の経過は順調で社会復帰も果たしたが、胃を切った人特有の食後高血糖による糖尿病のリスクが高まったため、10年前からランニングを始めた。

 土田さんは今年の東京を、2時間45分47秒(ネットタイム)で完走。昨年を3秒上回った。「日本記録が出たレースを走れたのは感慨深い。(日本記録を出した)設楽悠太選手とは自分が31キロ地点ですれ違い元気をもらいました」。会社が37キロ地点にあり、同僚の大きな声援ももらった。「いろんな方々に助けられていることをかみしめることができた。感謝の気持ちでいっぱいです」

 がんを克服したランナーは多くいるが、驚くのは、土田さんが50歳を過ぎても高いレベルの記録を維持していること。自己記録は2013年京都マラソンで出した2時間44分56秒だ。毎年1月の石垣島マラソンから年間6本ほどのフルマラソンを走る。「今回の東京が43回目。過去すべてのマラソンを完走しているのが誇りです」

■闘病も完走目指すのも一緒「懸…

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