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 ダウン症ってなあに? 歩くのが遅かったり、話すのが遅かったり、人よりちょっと成長が遅かったりするんだよ――。長野市の「しなのきホール」で24日、障害のある子どもの親らが子育て体験などを語り、障害への理解を深める勉強会があった。大正大学臨床心理学科の玉井邦夫教授も講演。約120人が集まった。

 小学校の教諭や長野市の担当者、障害児を育てる親ら7人が、リレー形式で自らの体験などを語った。小2のダウン症の長男を育てる竹内桐子さん(43)は「ダウン症のある子は、人よりちょっと成長が遅いなど、特性があります。その特性とうまく付き合っていくことが大事なんです」と指摘した。「息子は滑舌が少し悪く、歩けるようになったのも3歳ごろと遅かった。実年齢の半分の年齢の子どもくらいの成長速度です。でも、人より少し遅いだけで、必ずやればできるようになる。親はちょっとだけサポートしてあげれば良いんです」

 講演した玉井教授は息子がダウン症だ。自らの子育ての経験なども交えた上で、「ダウン症といっても症状は本当に人それぞれ。大事なことは、子どもを『未完成の大人』と捉えないこと。できないことに目をやるのではなく、子どもは何歳でも『完成した子ども』と思い、できるようになったことに目を向け、ほめてあげてください」と話した。(鶴信吾)