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 社民党の定期大会は25日、来年の参院選と統一地方選を「党の存亡をかけた正念場の闘い」と位置づけ、改憲阻止に向けた活動を強化することなどを盛り込んだ運動方針を採択、閉会した。又市征治幹事長の党首就任を承認。「改憲阻止を党の活性化につなげ、ピンチをチャンスに変えよう」と呼びかけた。

 大会では昨年10月の衆院選について、得票率が政党要件の2%を下回り、支持層の2割強が立憲民主党に投票した「極めて厳しい結果」と総括。立憲との関係について「重要な共闘のパートナーとして、次期参院選も展望しつつ、緊密な連携を図っていく」とし、参院選で3議席以上の獲得目標を掲げた。

 同党は、党首選に立候補経験もある石川大我・東京都豊島区議が今月離党するなど党勢低迷が続く。統一選を控えた地方議員には立憲への合流に期待する声も根強いが、党幹部は現時点での合流に慎重だ。大会で採択した衆院選総括でも「努力抜きの安易な合流論は取るべきではない」とした。

 又市氏は党首就任の記者会見で、立憲との合流について「共闘をやっていくなかで合流しようという声が出るかも知れないが、いまこうあるべきだ、こうしてはならないと選択すべきではない」と強調した。大会では、又市氏の後任の幹事長に政審会長との兼務で吉川元(はじめ)氏が選出されたほか、福島瑞穂副党首と照屋寛徳国会対策委員長の留任を決めた。(竹下由佳)

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