拡大する写真・図版 閉会式のスタンドでボランティアの終わりを迎えた金侑加さん=韓国・平昌

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 私にとって、国籍って何だろう――。自身のルーツを考えようと平昌五輪に参加したボランティアがいる。在日韓国人4世の大学生、金(キム)侑加(ユカ)さん(22)。初めての五輪は、人生の見方をちょっと変えてくれるものだった。

 長野県育ち。国籍は韓国だが、両親も日本語しかしゃべれない。本名は「金(キム)」だけど、「金子(かねこ)」を名乗ることが多かった。

 差別も受け、思春期の頃は「日本、嫌い!」と思った。一方で、在日韓国人として韓国の歴史観を教えられ、違和感を感じることもあった。「私って韓国のこと、知らないな」。3年前、思い切って釜山(プサン)大を進学先に選んだ。

 五輪ではオリンピックスタジアムの入場ゲートで働いた。「君が代の歴史、知らないの?」「独島(竹島)はどう思う?」。同世代の韓国人から尋ねられ、戸惑った。日本では「韓国人」だったのに、ここに来ると「日本人」の自分がいた。

 ボランティアの合間、友だちと…

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