[PR]

 25日に幕が下ろされた、4年に1度の冬季競技の祭典。朝日新聞社の現地取材班は、歴史的なメダルから涙の敗戦まで、様々な場面の目撃者となった。17日間に及んだ平昌五輪で、記者たちが目を奪われ、心に刻んだ「この一瞬」は――。

フィギュア、勝者の横で

 フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を達成して金メダルを獲得した羽生結弦(ANA)、初出場で銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)、スペインフィギュア界初のメダルとなる銅メダルをつかんだハビエル・フェルナンデス。男子フリー後、3人は抱き合って健闘をたたえ合った。

 勝者たちが取材エリアで満足感を口にしている横で、悔し泣きをしていたのが4位だった金博洋(中)だった。中国メディアの取材に応えている途中、涙声が震えた。中国人記者によると、「おいしいものも満足に食べず、お金をかけて支援してくれた母親に申し訳ない」と語ったという。

 4年後は地元中国である北京大会だ。悔し涙から、金博洋の新たな挑戦が始まる。(後藤太輔)

葛西に「いつまでやるのか」と聞いた人物は…

 おそらく世界中のスキージャンプ関係者が気になっていること。その問いを、ワールドカップ最多53勝のグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が唐突に聞いた。「いつまでやるんだ? 北京?」

 団体後の取材エリア。英語で尋ねた相手は葛西紀明(土屋ホーム)だった。すると、答えは2026年五輪招致をめざしている「札幌」。「おいおい」と私は心の中で突っ込んだ。「そしたら53歳ですよ」

 五輪は選手人生の節目になる。だから、次回の北京五輪をめざすと公言していた「レジェンド」にも、改めて今後について確認せざるを得ない。が、記者たちの一抹の不安は無意味だった。せっかくなら、そこまでやってもらいましょう。(勝見壮史)

■予想外の日本勢…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら