[PR]

 虐待などを受け、親のいる家に帰ることができない子たちの一時避難所「子どもシェルター」が昨年9月、兵庫県内で初めて阪神間に開設された。おおむね15~19歳の女子が対象だが、6人の定員はすでに埋まっている。入所の要望を断ることもあるといい、運営するNPO関係者は「深刻な状況」と話す。

関係者「状況は想像以上に深刻」

 「どこか行くところはないでしょうか……」

 子どもシェルターを運営するNPO法人「つなご」(尼崎市)に昨秋、10代の少女から電話があった。

 同法人副理事長で弁護士の曽我智史さんが本人から事情を聴くと、こう話した。「帰るところがない。助けてほしい」。背景に親からの虐待があり、シェルターへ連れて行った。

 シェルターは、曽我さんらの呼びかけで昨年9月1日に開設された。民間の一軒家を借り、「こころんハウス」と名付けた。4畳半の個室が6室あり、各部屋にはベッドと布団、机を備え、1日3食を提供する。6人のスタッフが交代で24時間常駐している。

 シェルターの場所は子どもたちの安全を考え、公表していない。費用はすべて無料で、運営費は県からの支援や一般からの寄付でまかなっている。

 昨年9月末以降、入居が相次ぎ、11月末ごろには定員いっぱいに。年明けには入居の要望を断らざるを得ないときもあった。当初、入居期間は3カ月程度を目安にしたが、5カ月になろうとするケースもあるという。

 曽我さんは「保護が必要な子がいることが前提だったが、状況は想像以上に深刻。シェルターができる前まで、この子たちはどうしていたのか」と話す。

 弁護士が入居した女子たち1人…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら