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 就職や進学を控え、新生活に向けて弁当箱をお探しの人も多いかもしれません。作りたてのような温かい食事を味わいたい――。そんな保温機能付きの商品を調べてみました。

 筒状の大きな魔法瓶のなかに、ごはんやおかず用の容器を重ねて収納する。持ち手も丈夫で、重さは約1キロ。保温機能付きの弁当箱はそんな「ランチジャー」型が主流だったが、最近は売れ筋がかわりつつある。

 東急ハンズ梅田店(大阪市)の売り場には、魔法瓶に汁物を直接入れる「フードジャー」型の商品がずらりと並ぶ。片手で持てる筒状やすり鉢状の品が多く、重さは300グラム前後。売り場担当の安達彩さんは「メーカーが色やデザイン性で差別化する傾向がある」。

 価格は3千~5千円だが、女性を中心に支持を集める。スープ類を家から用意し、パンやサラダはコンビニなどで買う。そんな昼食スタイルをとる人に受けている。熱湯を注いで6時間経っても50度以上を保てる弁当箱は、家を出る際に食材を入れておけば、昼までに「調理」が完了。レシピをSNSで拡散し合って楽しむ人も多いという。

 全国魔法瓶工業組合によると、フードジャー型は約30年前に登場したが、「全く売れなかった」(稲葉悠二事務長)。やがて米国で人気となって「逆輸入」され、爆発的にヒットした。2013年以降、保温機能付き弁当箱の国内向け出荷のうち、約7割を占める。

 ランチジャー型も小型化が進む。自転車通勤者らがリュックサックに収まる弁当箱を買い求める。訪日外国人にも注目されていて、暑い地域でも食材が悪くならないよう「保冷」目的で使うケースも多いそうだ。(伊藤弘毅)

スープもサラダも果物も

 サーモスの「真空断熱スープジャー JBI―273」は汁物用として開発されたが、サラダやフルーツなども入れられる。重さ300gと手軽で、食べやすいように口が広い設計にした。同社のホームページで、この製品を使ってできる簡単な料理レシピも公開している。希望小売価格は4千円。

通勤・通学、邪魔にならない

 アスベル(奈良県)の「ランタスBSステンレス保温ランチボックス HLB―B700」は三つの容器からなる「ランチジャー」型。長さ18cmで通勤・通学用のかばんにおさまりやすい。ごはん容器は茶わん約1.2杯分が入る大きさだ。弁当箱は食洗機でも洗える。参考価格は2297円。

食べ盛りには大容量

 象印マホービンの「ステンレスランチジャー お・べ・ん・と SL―GH18」は、食べ盛りの中学・高校生らにも対応する大容量の「ランチジャー」型。三つの容器が重なっていて、ごはん容器には茶わん約3杯分が入る。容器は抗菌加工されている。箸と箸箱が付いて参考価格は4千円。

イラストに心もほっこり

 グリーティングライフ(東京都)の「米津祐介 保温ジャー付ランチボックス」は、スープやごはんを入れる保温ジャー1個と、おかず用の入れ物2個がセットとなった「保温弁当箱」。弁当箱には人気絵本作家のイラストがあしらわれている。フォークとランチバッグ付きで販売価格4千円。

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 東急ハンズ梅田店の売れ筋商品から選びました。価格は税抜き

弁当箱を使った料理例「ミネストローネ」

【作り方】

①容器に熱湯を注ぎ、ふたをする

②ニンジンは5mm、ベーコン、キャベツ、ナス、タマネギは5mm~1cm角に切る(各15g)

③野菜にしめじ(15g)、カットトマト(40g)、乾燥バジル(適量)をまぜて鍋で炒める

④炒めたものに水(160ml)、ケチャップ(大さじ1)、コンソメ(適量)、塩・黒コショウ(適量)を入れて約3分加熱する

⑤①の湯を捨てて④を入れ、ふたをして1時間以上保温する

※象印マホービンのホームページから。容量260mlの容器向け。(きりとりトレンド)