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 まるで惑星直列のように、4月のアニメ新番組にレジェンド級のビッグタイトルが並ぶ。アニメ化6度目の「ゲゲゲの鬼太郎」を筆頭に「ルパン三世」「キャプテン翼」「キューティーハニー」……。原作に忠実、時代に合わせたアレンジ、大胆な翻案と、取り組みは様々だ。(小原篤

 「ゲゲゲの鬼太郎」は、東映アニメーションが1968年の第1作から70年代、80年代、90年代、2000年代と各年代にアニメ化してきた。怪奇色を強めた「墓場鬼太郎」(08年)も含めると、アニメ化は今回で7度目だ。放送はフジテレビ系で4月1日から。

 注目は、スラリとした脚線美のねこ娘と、初代鬼太郎の声優・野沢雅子が目玉おやじを演じることだ。目玉おやじは、10年に死去した田の中勇が独特の甲高い声で演じ続けた。野沢は「田の中さんの目玉おやじは本当に息子を愛する気持ちが出ていた。私も同じように、温かい家庭の平凡な父親として演じたい」。

 鬼太郎役に起用された沢城みゆきは「第1話は渋谷のスクランブル交差点に鬼太郎のゲタが響く。そのコントラストに熱くなった。50年の歴史を考えるとプレッシャーもあるが、みんなでいいものを作りたい」。

 日本テレビ(3日深夜)などで始まる「ルパン三世 PART5」は、71年放送の第1作から愛され続ける怪盗の新たな活躍を描く。フランスを舞台に、愛用のワルサーP38やクラシックカーだけでなくモバイル端末など最新テクノロジーも使いこなす。

 TOKYO MXなどで放送の「Cutie Honey Universe」は、73年の第1作から何度もアニメや実写で映像化されてきたアクションヒロインの最新作。主人公を人気声優6人で競演するのが「聴きどころ」だ。

 主人公・如月ハニー(キューティーハニー)を坂本真綾が演じるほか、花澤香菜や内田真礼らが、レーサー姿のハリケーンハニーなどハニーの七変化に応じて声を担当する。

 テレビ東京などで始まる「キャプテン翼」は、世界的なブームを巻き起こした83年の第1作から数えて4度目のテレビアニメ。天才サッカー少年・大空翼とライバルたちとの出会いを、原作マンガに忠実に描く。

 原作者の高橋陽一は「舞台を現代に移したので、ウェアが今風だったり携帯電話が出たりはするが、サッカーにかける翼たちの熱い思いは変わらない」。

 マンガ「あしたのジョー」連載開始50周年プロジェクトとしてTBSなどで放送される「メガロボクス」は、「ジョー」を原案としたオリジナルアニメだ。

 主人公は、体に「ギア」を装着して闘う格闘技「メガロボクス」のファイター。実力はあるが八百長試合で稼ぐしかない男の運命が、孤高のチャンピオンとの出会いで動き出す。

 「自分勝手な人間たちが必死にあらがい、闘い、ともに生きる。そんな人間たちの物語」と森山洋監督は語る。