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 イラクの中央刑事裁判所は25日、過激派組織「イスラム国」(IS)戦闘員の妻だったトルコ人女性16人に死刑判決を言い渡した。ISに参加してメンバーと結婚し、輸送面で活動を支援したり、テロ攻撃を助けたりしたことを、捜査のなかで認めたという。

 裁判所は判決について、「証拠を精査した上で、反テロリズム法に沿って判決を下した」と指摘。一方、判事の一人はロイター通信に対し、上訴は可能だとの認識を示した。

 イラク政府は昨年12月、ISの掃討完了を宣言。ISの支配領域で政府軍に投降した戦闘員の妻らに対するこれまでの裁判では、死刑や終身刑を含む厳刑がすでに言い渡されている。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、戦闘員の夫に強制的に連行された女性もいるとして、厳刑を見直すべきだとイラクを批判している。(ドバイ=渡辺淳基

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