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患者を生きる・10代の母(2)

 東京都に住む女性(18)は2014年春、14歳で妊娠に気づいた。交際中の男性(25)と病院へ行くと、妊娠8週と告げられた。

 区役所で母子手帳をもらい、若年出産の実績がある、まつしま病院(江戸川区)で妊婦健診を受けた。その日、女性は助産師の幸崎若菜(こうさきわかな)さん(37)と、1対1の面談をした。妊娠が早くわかったので「法律上は中絶という選択肢もある」と幸崎さんは言った。女性は「命を粗末にしたくないです」と出産の意思を伝えた。

 児童養護施設に入り、さみしい思いをした経験があることを打ち明け、「子どもは自分たちの手で育てていきたい」と話した。

 10代の妊婦は、生まれてくる赤ちゃんのために産前から支援を必要とされる、児童福祉法の「特定妊婦」に位置づけられる。「待ち受ける困難に彼女は持ちこたえられるか。周囲の大人から、必要なサポートは得られるか」。課題をカルテに書き込みながら、幸崎さんは責任の重さを強く感じた。

 女性はつわりが出始めてから学…

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