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 昨年、推定年俸6億円ともいわれる大型契約でサッカーJ1神戸に入団した元ドイツ代表のFWルーカス・ポドルスキ(32)。初勝利を目指す3日の本拠開幕戦の清水戦(ノエスタ)を前に、神戸市内で報道各社のインタビューに応じた。

 初の平日開幕となった2月23日の敵地、鳥栖戦は1―1で引き分け。ポドルスキは前線に入り、自由に動いて試合を組み立てる役割を担った。真価が問われる2季目は主将に就任。昨季9位からの巻き返しを誓う。

 「ホーム開幕戦には特別な思いがある。スタジアムが満員になると思うので、そのなかで結果をしっかり残したい」

 日本サッカーに触れて2季目。バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)やアーセナル(イングランド)などビッグクラブでプレーしてきたポドルスキ。昨季は何を感じ、今、日本選手に求めることは何か。

 「日本のチームはアジアの中にフォーカスするべきだ。イングランドやドイツからシステムを採り入れることは必要だが、それは僕の役割ではない」

 「仲間に求めたいのは、戦術的なことより、声を出すことや要求すること。自分が何をしたいかを表現する部分が日本選手は弱い。言葉が違うので自分のサッカーがなかなか伝わらないこともあるけれど、ピッチの上では身ぶり手ぶりも交えてやりたいサッカーを共有したい。エネルギーやアグレッシブさも含め、気持ちの部分をもっと出すように要求したい」

 ポドルスキはドイツ代表として、ワールドカップに3大会(2006年ドイツ、10年南アフリカ、14年ブラジル)出場。ブラジル大会では優勝に輝いた。今年はW杯イヤー。ロシア大会1次リーグでコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦する。ポーランド生まれのポドルスキは日本代表にもエールを送った。

 「特別なアドバイスはない。相手も違ったり、監督が何を考えているか分からなかったりするので。ただ、今、日本でプレーしているし、文化や国民性が好きになったので、日本と住んでいたポーランドに1次リーグは抜けてもらいたい」(大西史恭