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 大相撲春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)を前に、5場所連続休場中の横綱稀勢の里が27日、大阪市港区の田子ノ浦部屋宿舎で、大阪入り後初めての稽古を行った。

 「3、4日ぶりに体を動かした」という稀勢の里は四股やすり足、立ち合いの確認など基本的な動きを繰り返した。初場所では左胸を痛めて途中休場したが、「非常にいい治療、トレーニングが出来た。状態はいい」と手応えを語った。

 1年前の春場所から自身の状況は一変した。新横綱で迎えた昨年は左肩付近を負傷しながら劇的な逆転優勝を果たした。だが、強行出場の代償は大きく、その後の5場所は皆勤さえ一度も出来ていない。

 次に出場する場所は進退をかける覚悟を示している稀勢の里。この日は春場所の出場を明言しなかったが、「またあの土俵で千秋楽まで務められるように、しっかり体作りをしていきたい」と意欲を見せた。