[PR]

 2020年東京五輪・パラリンピックの公式マスコットが28日、公式エンブレムの市松模様をあしらった「ア案」に決まった。五輪とパラリンピックが対となった三つの候補作品の中から、全国の小学校20万5755クラスの投票で最多得票だった。

 ア案は、五輪が伝統と近未来が一つになったキャラクターで、パラリンピックが桜の触角を持った超能力を使えるキャラクター。作者は福岡県在住のイラストレーターの谷口亮さん(43)。米カリフォルニア州の大学で学び、通信教育大手ベネッセの子ども向け英語教材のキャラのデザインなどを手がけたという。谷口さんは「頭の中が真っ白で何を言えば良いか分からない。大好きな奥さんに伝えたい」と語った。

 マスコット候補は、全国からプロアマ問わずに集まった2042作品から、委員17人による審査会(座長=宮田亮平・文化庁長官)が3作品に絞った。昨年12月11日から投票を実施。全国の小学校約2万1200校や海外の日本人学校などのうち計1万6769校、20万5755クラスが投票に参加した。

 投票の結果はア案が10万9041票、招き猫などとこま犬がモチーフのイ案が6万1423票、キツネとタヌキをあしらったウ案が3万5291票だった。

 ア案の名前は作者と専門家などで決定し、今年7~8月に発表される。