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 捕鯨問題を描き、ロンドン国際映画制作者祭で長編ドキュメンタリー部門最優秀監督賞を受賞した映画「ビハインド・ザ・コーヴ」が3日、「第13回世界自然・野生生物映像祭」で無料上映される。

 なぜ日本の捕鯨は世界から批判を浴びるのか? 映画は反捕鯨団体幹部や捕鯨関係者、研究者らにインタビューし、クジラを巡る歴史や文化的背景を追った。監督の八木景子さんは賛否どちらにも偏らず「現実をそのまま見せたい」との思いでカメラを回した。

 きっかけは2014年3月、「南極海での日本の調査捕鯨は国際法に違反」と国際司法裁判所(ICJ)が下した判決だ。捕獲数が計画より多いからではなく「少な過ぎ」という判断が奇妙に響いた。「科学的調査」とは認められないからだという。「なぜ? 知りたい」との思いが募り、和歌山県太地町へ向かった。「日本古式捕鯨発祥の地」とうたう町で、イルカ追い込み漁を描いた米国ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」の舞台にもなった。

 捕鯨漁師を訪ね、現地で監視し…

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