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 川崎市を拠点に活動する女性3人のバンド「SHISHAMO(ししゃも)」は昨年の大みそか、NHK紅白歌合戦の舞台にいた。曲は「明日(あした)も」。

 痛いけど走った 苦しいけど走った 報われるかなんて 分からないけど とりあえずまだ 僕は折れない――

 ギター&ボーカルの宮崎朝子(23)は「緊張は、すごくしました」。注目される中、ミスのない演奏ができたと思っている。

 宮崎と、ベースの松岡彩(22)、ドラムの吉川美冴貴(23)は、いずれも同市内で暮らしている。1月中は休養し、実家で過ごしたり旅行に出かけたり。2月中旬ごろから活動を再開し、3月下旬からのツアーに備えている。練習時間は、数時間から10時間に及ぶ日もあるという。

 SHISHAMOは2010年、多摩川に近い川崎市立川崎総合科学高校に入学した宮崎や吉川ら、軽音楽部の新入生が結成した。当初の名は「柳葉魚(ししゃも)」。

 宮崎の姉が「漢字で書くと格好いいのに、読むとかわいい、というギャップがいい」と名付けた。力をつけ、外で演奏するようになったころ、「読めない」と言われ、ローマ字に変えた。

 部の顧問、菊田直史(44)によると入部当時、すでに経験があった吉川はドラムが「そこそこ」できたが、宮崎はギターを持ってはいたが素人状態。それでも、ギター&ボーカルをやりたいと言い、「両方を一度に出来るのかな」と心配した。高1年の時は、よくあるコピーバンドだった。それが2年で宮崎が作詞・作曲をするようになってから、変わった。「こんな曲、1曲目から作るんだ」。20代から顧問を続けるが、目を見張った。そして、メンバーは誰よりも練習をした。

 バンドの転機は、3年で出場し…

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