[PR]

 茨城県神栖市で2次救急を担う鹿島労災病院と神栖済生会病院の統合を話し合う再編統合協議会は27日開かれ、両院の統合時期を来年4月1日にすることを決めた。廃止される労災病院の跡地には、ベッド数が10床の分院を新築する。だが、本院となる済生会病院を約170床から最終目標の350床規模に増築拡張する道筋は明示できず、協議を持ち越した。

 協議会で決まったのは、統合時期のほかに、労災病院の職員のうち、統合される済生会病院での勤務を希望する職員は全員採用。分院新築と済生会病院改修の工事費など計6億8900万円のうち、神栖市が3分の1(2億3千万円)、県が4分の1(1億7200万円)をそれぞれ新年度に補助すること。労災病院の医療機器なども済生会病院が希望するものは譲る。

 分院の診療は、内科、外科、整形外科、小児科の4科。医師確保が難しい産科や老人保健施設などの介護福祉施設は、関係者が結ぶ協定書案には盛り込まれていない。協議会事務局では、3月中にも協定を結びたいとしている。