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 子育てママ、パパのみなさん、国会の場へようこそ――。与野党の枠組みを超えた議員有志による「超党派ママパパ議員連盟」が1日、自民党の野田聖子総務相を会長に設立された。国会周辺での保育施設の拡充などを通じた子育て世代の政治参画の促進や、社会全体の子育て環境の整備に超党派で取り組むという。

 国会内で開かれた設立総会には自民、公明、立憲、希望、民進、共産、維新、自由、社民の9党から男女の議員約40人が参加。副会長に公明の高木美智代衆院議員と立憲の蓮舫参院国対委員長、幹事長には自民の橋本聖子参院議員会長が就任した。

 蓮舫氏は「ニュースキャスターのころ、与党大物議員に質問したら『ご婦人が政治に口を出すな』と言われた」と明かし、「あれから25年、これだけ超党派の若い方たちが集まる時代になった。野田聖子親分を中心にみなさんの声をまとめたい」と語った。

 野田氏は会合後、記者団に「女性が国会で働くことに対しての100%のお墨付きをまだまだ感じない。妊娠、出産、子育てが当たり前になるように私たちから始めないといけない」と語った。

 昨年の衆院選で候補者に占める女性の割合は17・7%で、当選者では10・1%。世界の議会による国際機関「列国議会同盟」が昨年12月にまとめた各国下院(日本は衆院)議員の女性の割合で日本は193カ国中157位となっている。(斉藤太郎)