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 ロシアの組織ぐるみのドーピング問題で、国際オリンピック委員会(IOC)は2月28日、ロシア・オリンピック委員会(ROC)の資格停止処分を解除したと発表した。2020年の東京夏季五輪には、ロシア選手団として出場できる。

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪では、ロシアの選手は「ロシアからの五輪選手(OAR)」として個人参加し、開会式などで国旗や国歌を使えなかった。大会中のドーピング検査で、OARの2選手が陽性反応を示したものの、残る選手の検査結果は陰性だったとして、IOCはロシアの処分を解除した。

 ロシアが国家ぐるみのドーピングを認めていないとして、世界反ドーピング機関(WADA)はロシア反ドーピング機関(RUSADA)を資格停止にしたままだ。国際パラリンピック委員会や国際陸連はロシア選手団としての大会出場を認めておらず、IOCの決定には批判も多い。AFP時事によると、ROCのジューコフ会長は「RUSADAの処分解除に向けてやらなければいけないことは多く残っている」と話した。