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 盗難被害にあった車の5台に1台はトヨタ自動車のプリウス――。日本損害保険協会は1日、車の盗難による保険金支払いに関する調査結果を公表した。昨年11月の1カ月間の、国内の損保各社による状況をまとめた。協会は毎年11月の状況を抽出し公表している。

 保険金支払いは278件あり、前年より22件減少。盗難に遭った車種は、トヨタのプリウスが62件(22・3%)で4年連続で最多。2位以下はランドクルーザーが32件(11・5%)、ハイエースが28件(10・1%)、レクサスが25件(9・0%)とトヨタがつくる車が続いた。5位は日産自動車のスカイラインが14件(5・0%)。協会によると、盗難車は解体されて海外に持ち出され、現地で組み立てて再販売される例が多い。海外で需要のある車種が狙われやすいという。

 発生場所は、大阪府58件(20・9%)、愛知県56件(20・1%)、茨城県38件(13・7%)、埼玉県30件(10・8%)、千葉県26件(9・4%)だった。港があり、交通網が発達している地域での被害が目立つという。

 また、車上荒らしや部品盗難で保険金を支払ったケースは577件だった。発生場所は、大阪府136件(23・6%)、愛知県132件(22・9%)、千葉県47件(8・1%)、兵庫県41件(7・1%)、奈良県26件(4・5%)。

 協会は、車に警報装置を付けたり、防犯カメラのある駐車場に止めたりして、複数の防犯対策を講じるよう呼びかけている。(河合達郎)