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 急速に発達した低気圧が通過した北海道では2日、暴風雪が続いた。立ち往生した車の救助に向かった男性1人が死亡。また、倉庫の倒壊で男性1人が軽傷を負った。交通機関の乱れや停電などが相次いで市民生活に影響がでた。

 亡くなったのは、北海道千歳市勇舞8丁目、ロードサービス会社員の筒井智寛さん(28)。

 北海道警苫小牧署によると、NHK苫小牧支局の男性記者(27)は休暇の2月28日、シカ猟をするために林道に乗用車で入り、雪で動けなくなって救助を要請した。

 筒井さんは同僚2人と車2台で救助に向かい、立ち往生した。応援に来る除雪車を筒井さんが歩いて捜しに行き、途中で動けなくなったという。男性記者と同僚2人は車内にいて無事だった。

 NHK札幌放送局は「救助に来られた方が亡くなられたことは痛恨の思いで心よりお悔やみ申し上げます。ご迷惑をおかけした関係者のみなさまにおわびいたします」とコメントした。

 厚沢部町では、倒壊した倉庫から飛んできた破片に当たるなどして、男性(59)が軽傷を負った。建物の被害も相次ぎ、住宅18棟が一部損壊、倉庫や車庫など11棟が全半壊した。

 交通機関は終日混乱した。JR北海道は、午後6時現在、特急91本を含む520本を運休。国土交通省新千歳空港事務所によると、午後5時現在、同空港発着の43便が欠航した。

 また、北海道電力によると、午後6時現在、1~2日にかけて風や雪が影響したと見られる停電が延べ2万4300戸発生した。道教育委員会のまとめでは、道内の幼稚園・小中高・特別支援学校の1091校が臨時休校した。