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 魚沼圏域の自動車のご当地ナンバー導入を目指す南魚沼、十日町、魚沼3市と津南町による実行委員会が2日、南魚沼市役所で開かれ、「雪国魚沼ナンバー」の申請を断念することを決めた。ナンバーに記す地域名について住民アンケートを実施した結果、4市町とも「不支持」が大きく上回ったためだ。実行委は同日付で解散。4市町は従来通り、長岡ナンバーを使用することになる。

 魚沼圏域のご当地ナンバーは2020年春以降の導入を目指し、4市町と湯沢町で実行委員会を組織し、検討を重ねてきた。ところが、2月に湯沢町が町民アンケートの結果を受けて離脱。4市町でもアンケートを実施したところ、「雪国魚沼がよい(どちらかといえばを含む)」は20・23%、「長岡ナンバーのままがよい(同)」は69・66%、「どちらでもよい」は10・11%だった。アンケートは4市町の計1万1千人に行い、有効回答数は6134人だった。

 この結果を受けて、実行委は「民意が得られていない」と一致し、「雪国魚沼」の申請を断念することになった。実行委会長の林茂男・南魚沼市長は「地域で一体となって世界に発信する大きな一歩になるはずだった。しかし今後も共通する困難な課題を解決するために、今回のような連携が必ず必要になってくる。魚沼圏域の枠組みは維持していきたい」と話した。(田中奏子)