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 名古屋市のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」は早ければ今春から、市内の「ひとり親家庭」の家族全員の入園料を年に1回、無料にする。市の支援事業を活用する方向で、市との契約に向け調整を進めている。

 市の支援事業は、所得が一定以下のひとり親家庭の親子に年1回、旅行やレジャーの費用を補助する。利用者は県外での宿泊や、近隣の遊園地の日帰り利用を選べる。遊園地では入園料のうち1人3200円までを市が負担する。不足分は原則として自己負担となるが、趣旨に賛同し、差額を免除する施設もある。

 レゴランドの1日券は通常料金で大人6900円、子ども5300円。市の補助との差額について、広報担当者は「うちで全部負担する」と取材に述べた。社会貢献が目的といい、「来られる状況にない子どもたちを一人でも呼びたい」と話した。

 市も、2日の市議会本会議で中村満氏(公明)の質問に対し、同社と調整していることを明らかにした。市によると支援事業は1979年開始。2016年度に利用したのは697世帯、計1760人。少子化や親の所得増などで、近年は減少傾向にあるという。(関謙次)