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 3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」です。男女格差が大きいとされる日本を、若い人たち、とりわけ女の子たちが、性別にとらわれず生きることができる社会に――。トランスジェンダーであることを公表しているモデルの佐藤かよさんは「自分らしさについて悩む時間も、自分らしい生き方になっている」と語ります。

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 幼稚園の頃から、自分はちょっと人とは違うと感じていました。

 仲のいいお友だちが急に話してくれなくなったり、約束していたのに「遊べなくなった」と言われたり、みんなで友だちの家に行ったら私だけ入れてもらえなかったり。あとで理由を聞くと、親御さんから「あの子と遊んじゃダメ」と言われた、というようなことがたびたびありました。「女の子とばかり遊んでいて、普通じゃない」と。

 意地悪をしたわけでもないのに、「普通」ではないという理由で私から離れていく人を目の当たりにするのは、つらかったですね。自分ではどうしようもないことなので。

 でも「私は普通じゃないから人が離れていくんだ」ということを自分でも認めてしまう気がして、「つらい」と口に出したり誰かに相談したりはしなかった。それよりも明るくしていたいな、と思っていました。

 それに、私を家に入れてくれなかった子の親に「なんでこの子にだけ、そういうことをするの?」と言ってくれる人もいた。「味方もいるんだ」と思えることもたくさんありました。

 中学2年の夏に家出をしました…

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